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前回→ゲームと商売と頭脳戦略
>何も考えず、ただゲームを繰り返すだけじゃ、強くなれない。
>強いゲームプレーヤー達は、頭を使って日々変化している。
>それは商売・ビジネスでも同じだ。
>昔のままの雑貨屋と、常に変化してきたコンビニ。
>この2者の差こそ、「強くなる」ためのポイントがある・・・。
戦争に使われていた「戦略」。
ビジネス・商売に使われている「マーケティング」。
コンビニでバイトしてると、実はその最先端にいることになる。
両方とも、頭を一生懸命使って作る「頭の中の作戦」です。
実は、こうした「頭の使い方」を勉強できる学問があります。
ゲーム理論。
工学部の私も、大学に入ってすぐのころに習いました。
情報工学の講義、つまりコンピュータの授業で習います。
「囚人のジレンマ」で有名な論理的思考の学問ですね。
つまり、上手なモノの考え方を勉強しよう、というもの。
「かけひき、交渉、心理戦」みたいなものによく出てきます。
最近だとマンガでも、この手の内容が流行っていますよね。
(「デスノート」とか「ワンナウツ」とかが有名かな?)
「ゲーム理論なんて机上の空論だ!」
なんて言って触りたがらない人も多いんですけど、
コレ、勉強してみると結構面白いですよ。
なるほどなぁー、って思う法則がいっぱい出てくる。
例えば、思考の始めには「問題を分析する」。
つまり、「可能性のある選択肢を徹底的に考える」ってこと。
自分の将来を考えたりする時とか、こういう事しますよね。
「うーん、来年には大学卒業するけど、どうしようかな。
就職もできるし、大学院に進学もありだし、海外留学とか、
あ、派遣やフリーターでいろんな仕事したりとかな。
それから、自分で会社作ったり・・・。」
いつもは何となく考えてますけど、キチンと頭を使おうと
思ったら、「選択肢を考えよう!」って始めればイイんです。
実際に私が・・・
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以前の記事に書きましたが、弱者が強者に勝ったり、
普通の人が天才達に勝つには、作戦がないと勝てないです。
私も就職活動のとき、経験豊富な他の就活生に勝つために、
成功体験を喋るほかの就活生と違って、1人だけ失敗体験
の話をして、倍率数百倍の競争に勝ち抜きました。
この作戦を思いついたのも、普段から面接の攻略法を
いろいろ考えながら時間を過ごしていたからです。
ゲーム理論では、こうした分析の大切さを教えてくれます。
他には、「相手の立場に立って考える」とか。
これも何となくやってた事を、ハッキリと示してくれます。
これは物の売買でよく考えたりします。例えば、
Aさんがあなたに「私のパソコンを100円で買って下さい。」
と言ってきたとしましょう。
「やった!パソコンが100円で買えるぞ!」
と大喜びしてるあなたは、ちょっとヤバイ。
普通なら・・・
「なんでこんなに安いんだ?Aさんは怪しいぞ。」
「10年前のパソコンとかじゃないのか?」
「壊れてるパソコンを押し付けようとかしてるわけ?」
という風に考えます。
これは、「相手が売ろうとする理由」を自然と頭の中で
疑ったり、考えたりしてるんですよね。
これもゲーム理論では、きちんと定義されてます。
頭を上手に使えるかどうかは、そのまま結果として
あなたの身に跳ね返ってきます。
何となくやるか、頭を使うか…全てはあなたしだいです。
ゲーム理論の話は、またの機会にしましょう。
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わたしが買った本のなかで、一番面白かったです。
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