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前回からの続き
(前回→お金パズル・最後のツメ)
>引野さん(派遣:女性)と私(プラト:男)は、コンビニオーナーの収入を知るため、
>バイト中に扱う伝票や資料をもとに、レシートの裏で計算を続けていた。
「計算で出てきた780万円が、あたしたちのオーナーの収入じゃないの?(引野)」
「単純な計算をしてきたとは言え、最後に大切なものを計算し忘れてますよ。(プラト)」
「えー、何? 誰かが売り上げを使い込んでるとか?」
「・・・税金ですよ。」
「あー、そっか。お店持ってる人は、手に入るお金がそのまま収入じゃないのね。」
「ちょうどカバンに税金の本を入っているから、それを参考に計算してきます。」
そもそも私が、コンビニオーナーの収入を計算しようと言い出したのは、
個人事業主と税金の計算の本を、ちょうど読んでいたからだったのでした。
そして休憩時間を利用し、おおまかな税金を調べてみました。
その結果・・・
まず、青色申告の免除額を引きます。
780−55=725万円
では最初に、所得税。
(725−33)*0.2=140.4万円 …いきなりドカッと減りました。
2番目に、事業税。
(780−290)*0.05=24.5万円 …まだまだ取られていきます。
3番目に、住民税。
(725−10)*0.1=71.5万円 …ここまでくると、かわいそうです。
大雑把に計算した、この3つの税金を引くと・・・
543.6万円。
オーナーは、6時、9時、17時のレジの現金合わせと数時間勤務をほとんど毎日。
奥さんは、22時のレジ現金合わせと、数時間勤務を同じくほぼ毎日。
そして大学生と高校生の子ども2人は、手伝いに入れるときは一緒にバイトをします。
しかもオーナーは、実家の商売を再び立ち上げようと、睡眠時間を削って働いています。
そのツラさは、朝に姿を見せるオーナーの姿を見ればよく分かります。
543.6万円という数字を、引野さんに伝えると、ちょっと残念そうな口調で、
「一家4人が、あれだけ頑張って、540万強しかもらえないのね・・・。」
と言うと、運び込まれてきた新しい弁当を並べ始めました。
しかもコレは、大雑把に計算した結果です。
もっとたくさんの、気が付かなかった支出があってもおかしくありません。
しかも、繁華街の中心にある、もともと自分で持っていた土地に、
1千万円以上のお金を投資して始めたコンビニなのです。
最初に何千万円も投資し、一家4人・年中無休で働き、サラリーマン並みの給料。
抜群の好条件で始めたはずのオーナーがこれでは、他のコンビニはどうなのか。
厳しい現実を見せられて少し後悔しましたが、結果的にこの経験は役に立ちました。
就職活動中だった私は、この経験のおかげで、収入金額の見方が変わりました。
そして身に付いたお金の考え方が、会社の面接で1つの強みになりました。
また、コンビニの利益率は30%だとか、本部の取り分が35%〜50%とか、
大雑把でも、税金の計算の仕組みを知ったりとか・・・
コンビニオーナーの収入を知りたいという、小さなキッカケから、
ここまでいろんな事に気付いたり、知ったりできるとは思ってもみませんでした。
アルバイトをしても、もらえる金額なんてたかが知れています。
でも、アルバイトの仕事をするなかで、経験したり学んだりすることのほうは、
大きな価値と可能性を持っていることに気付けた一日でした。
お金のためではなく
学ぶために働く
(『金持ち父さん・第六の教え』より)
次回から新しいシリーズです。
お楽しみに。

オーナーの収入が気になると言う記事につられ
とうとう最奥にたどりついてしまいました。
うち、2年前にコンビニ始めたんですよ。
ウチのコンビニは、オーナーと店長は兼任で
人件費削減の為両親ともどもフル稼動。
優雅さのカケラもありません。笑
最近はやっと、生活できると言うレベルになってきたかな?笑
このサイトを見つけた時は、こんなに物を考えながら
働いているコンビニバイトがいるのかと本当に驚きました。
いろいろ興味深いので、また覗きに来ますね。
どうぞよろしくです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
ひなたさんのお家もコンビニですか。
コンビニオーナー家族の大変さを知りつつも、ちょっと羨ましいです。。。
私の実家は個人営業のカフェ(喫茶店)なので、「業界の最先端」を感じることができません。ゆっくりまったりジリ貧商売より、セコセコ忙しい最先端商売がやっぱりイイと思っちゃいます。
ビバビバ★ウチコンライフ、今後こっそりお邪魔させてもらいますね。